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理事長挨拶

 公益財団法人福島県臓器移植推進財団では、臓器提供・移植に関する相談窓口として、臓器を提供したい方と移植を必要とする方の橋渡しの役割を担うとともに、臓器提供施設の体制整備支援や院内コーディネーター研修会の開催、アイバンク活動、各種健康イベントへの出展などを通じて、医療関係者ならびに県民の皆様に対して臓器移植に対する理解の促進と普及啓発活動に取り組んでおります。

 臓器移植は、病気や事故によって臓器の機能が低下し、移植によってのみ救命や健康の回復が望める方に、提供された臓器を移植する医療です。そして、この医療は、臓器を提供される方とその御家族の尊い意思によって初めて成り立つものです。

 近年、わが国では脳死下での臓器提供が増加しており、令和7年度の全国の脳死下臓器提供者数は過去最高となるなど、令和4年度以降、提供者数は増加を続けています。本県でも、令和7年度には初めて年間2例の脳死下臓器提供がありました。

 一方で、移植を必要としながら提供を待っている方は依然として多く、臓器移植について一人でも多くの方に関心を持っていただき、御自身や御家族とともに考えていただくことが大切です。

 県民の皆様の臓器提供に関する意思が尊重され、必要とする方へ適切な移植医療が届けられるよう、当財団といたしましても、医療機関や関係団体との連携を一層深め、臓器提供体制の充実と移植医療の普及啓発に取り組んでまいります。

 今後とも、当財団の活動に対しまして、皆様の一層の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

理事長 丸橋 繁